七転八起 Back Number (2009年分)
| 09年1月 第69号 |
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| ◆昨年来、建設関係の事業協同組合、「協同組合ビルハウス」事務局の任に当たっている。半年たって近く、新体制が発足しようとしている。「ビルハウス」では、ローコスト住宅建築とリフォームを、ITを活用したネットワークづくりで事業拡大することをめざしている。◆一方、昨年来取り組んでいる異業種の事業協同組合設立に向けては、昨十一月に川崎にある「経営サポート・センター協同組合」と当方発起人会との懇談を持って、貴重なアドバイスを頂いた。◆したがって、本二〇〇九年は、二つの事業協同組合を本格的軌道に乗せていく年となってきた。いずれも、各企業の持てる力を協同組合という形で出し合って、この御時勢に立ち向かおうというものだ。◆しかしこれらを実らせるためには、まだまだ課題は山積している。意欲だけでは何も進まない。そこで、まずは実務者として、最小限の資格獲得に挑もうと思う。簿記から始める。◆幸いいつも隣に座っている麗しき人は、昨年に続き、行政書士資格への挑戦を公言している。いつも一緒の同僚もまた、時流に流されない挑戦者として踏ん張っている。いずれからもいつも刺激を受けている。本年が、新しき「協同」が実る年となるよう、共に挑戦していきたい。(平) |
| 09年2月 第70号 |
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| ◆忘年会の酒の勢いで、保育園の父親仲間とソフトボール・チームを結成して、月1回の練習が始まった。当初は「年甲斐もなく」と揶揄していた“山の神”たちも当日は総結集。おかげで、息子の分も合わせて3つもグローブを買う始末になった。◆父母会などと違って気の合う者同士のプライベートな集まりだが、すでに子供たちも含めると50名を超える大所帯に。◆こうして集まってみると、デザイナー、SE、有名学校法人の職員、バスの整備士にパン屋さん、イベント会社の営業マンにマッサージ師まで、千差万別の顔ぶれである。趣味だってかなりのものだ。鉄道オタクで消防無線傍受が趣味、某サッカーチームのサポーター、競馬好きが昂じて馬主になった男。かくいう自分も仏像マニアではあるが…。◆職業柄というわけではないが、こんなに多士済々の能力や趣味が組み合わされば、何か新しい活力と可能性を生み出せるのではないか、と思ってしまう。「不景気」「リストラ」などと違う、明るく勢いのある合言葉で集まれて、それが社会貢献になって、さらにビジネスとして発展できればなおさらいい。◆かつて『週末起業』なる新書が流行ったが、そんな個人的でちんまりしたものでなく、もっと大きな夢が必要な時代だ。 …(育) |
| 09年3月 第71号 |
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| ◆平成17年4月より国民年金の第3号被保険者特例措置が実施された。過去にサラリーマンの配偶者であった者でその当時に第3号被保険者の届出をしていなかった場合は、その期間は国民年金の保険料納付済期間とはされていなかったが、この届出により時効である2年より前の期間も保険料納付済期間に算入するというものである。◆これにより、保険料納付済期間が25年間に足りずに今まで年金給付を受けられなかった者で救済されるケースが生れている。◆先日、これに関わる相談を受けた。その方も、この届出により平成20年4月から年金が給付されることになったのだが、年金給付の開始の時期について社会保険事務所と争っていた。◆平成17年4月前から数回にわたり社会保険事務所へ保険料納付済期間についての相談をしてきたが、この特例措置についての説明はなかったとのこと。「教えてくれればその時点から年金が給付されたのに…」◆社会保険事務所曰く、教えなかったことに対する責任はなく遡って支給することはできないとのこと。「気がつかなければ死ぬまでもらえなかったんだな」その呟きに相も変らぬ今の国の冷たさを感じるのは私だけだろうか。(満) |
| 09年4月 第72号 |
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| ◆「ワークシェアリングで雇用維持」との意見がさかんです。今回のワークシェアリングは、「仕事を分け合う」ことで解雇せずに働き続けることができるようにしようというのが大義名分です。緊急避難的に、不況時の失業対策として叫ばれていますが、雇用維持の方策として日本での成功例はほとんどありません。◆そもそも、どんな仕事を分け合うかは決められていません。しかし世界的に見ても、導入されるのはマニュアル化された現場労働に限定されるのが実情です。ということは、現場労働者の給与は10万円台から30万円以内がほとんどですから、ワークシェアリングで仕事を分け合えば、賃金はさらに下がることになります。これでは、低所得者層をますます増やしていくことになり、更なるワーキングプアを生み出すことになるのは、目に見えています。◆月給50万円以上のホワイトカラーの正規社員や管理職の労働を分け合うというのであれば、多少納得する人もいるでしょうが、10万円台の給与の人が、「100年に一度の不況だから給与を減らしてみんなで我慢しよう」と言われて、すんなりと納得できるはずはありません。まして、膨大な内部留保や株主配当に手をつけないのでは論外です。(下) |
| 09年6月 第73号 |
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| ◆都内C市で認証保育園を経営するY園長から依頼されていた特定非営利活動法人(NPO法人)が、ようやく都の認証を受け、本格的な活動が始まった。◆いま都市部を中心に、保育園に入れない子どもがあふれている。少子化が日本の未来の大問題としてクローズアップされ、その解決が求められているのに何故?といぶかる方々もあろうが、この不景気の大波の中で、夫の収入が激減し、妻も働きに出なければ家計を維持できない事態に追い込まれていることも、一つの要因となっている。◆例年だと年度初めは定数が埋まらず、保育料収入も助成金も少ないために、給料も出せないと嘆くY園長だが、今年は定数いっぱいで、入園を断らなければならない例も生まれているとか。◆それにしても認証保育園の場合、子ども一人6万円前後の保育料がかかる。2人だったら10万円を超える場合も。2人の子どもを保育園に預け、スーパーでパート勤めをはじめたというある女性の収入は月12万円程度。常態化する不安定雇用に不況の波が押し寄せ、さらに制度の貧困が子育て世代を翻弄する。◆生まれたばかりの子育て支援のNPO法人だが、今の時代に必要な活動として、その発展に貢献したい。 …(育) |
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